
文章書くのが苦手です。ブログアフィリエイトをしているけどなかなか成約しないしクリック数も伸びません。読者を動かす文章術をだれかおしえてください~!
今回はそんなお悩みを解決していきます。
✓本記事の内容
・相手の心を動かすためのマインドセット
・読者を行動に駆り立てる7つのトリガー
・心を動かす文章テクニック
この記事を読むことで、文章を読む相手の心理を理解しつつ、読んだ人を行動にまで駆り立てる文章の書き方がわかるようになります。
読者が行動を起こすことに意味がある

ブログアフィリエイトで最も重要なのは、あなたの文章を読んだ読者が「これ欲しいな!」「やってみたい!」と思い広告をクリックすること、そしてその先でしっかり商品を購入することです。
要するに、『文章で人を動かす』というのが最大の目的なわけです。
いくら自分のすきなコトやモノについて熱く語っても、それが読者の抱える悩みや疑問を解決していなければ行動は起こしてくれません。
今回は、ブログアフィリエイトをやるうえで重要な人を操る文章術についてご紹介します。
相手の心を動かすためのマインドセット
まずは文章を書くうえで押さえておきたいマインドセットが3つあります。
- あれもこれもと書きすぎない
- きれいな文章を書こうとしない
- 自分が書きたいことを書かない
あれこれ書かない
自分の好きなモノやおすすめしたい商品について書くとなると、ついつい「あれも書きたい」「これも書きたい」となっていませんか?
もちろん読者の悩みを網羅するというのは大事なこと。
ですが、もっと大事なのは「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書くということです。
本によると、人は受け取った情報が足りない時は想像や予測で判断をする習性があるそうです。
つまり情報の全てを伝えるよりも、あえて文章を短くして相手の想像力を利用する方が、読者が「やってみたい!」と思える文章になります。
✕ おすすめ!手軽にカシャっと撮れる使い捨てカメラ
○ 今しか見れない姿、残しませんか?
文章を書くときに、あえて情報量を少なくすることで、読み手の想像力を利用することができるのです。
つまり、読み手が都合のいいように想像できる、ある程度の「隙」や「余白」を残している文章が、良い文章だという言い方もできるわけです。
人を操る文章術より
きれいに書かない
2つ目はきれいな文章を書こうとしないこと。言い換えると「心を揺さぶる文章を書け!」ということです。

これは私もハッとしたポイントでした!
会社勤めをしているとお堅い社内文章に触れる機会のほうが圧倒的に多いので、『読みやすい=日本語の誤りのない理路整然とした文章』となっていました。
でも、ブログにとっては、ましてアフィリエイトにとっては違います。
人を動かすのは論理ではなく感情です。
相手になにか行動してほしいのであれば、感情を抑えるような当たり障りのない文章ではなくて、多少表現が稚拙でも感情を揺さぶるような文章を書くよう意識しましょう。
自分が書きたいことを書かない
みなさんは「ワンメッセージ・ワンアウトカム」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、『1つのメッセージを文章のなかに込め、それが相手に伝わり心を動かすことで1つの結果を得る』ということだそうです。主に広告業界で使われています。
ワンメッセージ・ワンアウトカムがしっかり効果を発揮するためには、「誰」が読むのかの確認と分析が必要です。

ブログでいうところのペルソナ設定にあたる作業ですね!
この文章を読む人はどんな世代で、どんな悩みがあって、どんなことを解決したくてGoogleで検索をするのか・・・
そう考えることで、記事内容が自然と『自分が書きたいこと<読者が知りたいこと』となってくるはずです。
読者を行動に駆り立てる7つのトリガー

ペルソナ設定をきちんとしていても、記事のテーマが読者の心に寄り添っていなければそもそも読まれない記事になってしまいます。
ここでは読者の心を撃ち抜く(=共感を呼んで読んでもらいやすくなる)テーマをご紹介します。
1.興味
2.ホンネとタテマエ
3.悩み
4.ソントク
5.みんな一緒
6.認められたい
7.あなただけの
興味
読者に想定している人がどんなことに興味をもっているかは事前にリサーチをしましょう。
今の時代、SNSやGoogleを使って「20代女性 悩み」など打ちこめばサジェスチョンがたくさんでてきます。
このリサーチから読者の関心事を察することができるので、そこを起点に文章を展開しましょう。
ホンネとタテマエ
誰もが抱えるホンネとタテマエ。
このギャップには相手の心を動かすエネルギーが詰まっていて、そこに”カチッ”とはまる内容を文章で示して行動させる。そんなイメージをもってください。(引用)
・タテマエ:飼い主としてしっかり愛犬の面倒をみている
・ホンネ :仕事で家を空けがちだから寂しい思いをさせている
⇒離れていてもずっと一緒 愛犬を寂しさから守るペットカメラです
悩み
人間の悩みの9割は「HARM(ハーム)」の4文字に分類できるそうです。
H・・・Health(健康、美容)
A・・・Ambition(夢、将来、キャリア)
R・・・Relation(人間関係、結婚、恋人、会社)
M・・・Money(お金)
このHARMに年代をかけ合わせるとより具体的に読者の悩みを描くことができます。
・お金×10代:小遣い、バイト
・お金×20代:自己投資、貯金
・お金×30代:マイホーム
・お金×40代:教育費
・お金×50代:老後 など
ソン・トク
人は損を嫌う生き物です。5,000円の得よりも、5,000円の損の方に反応しやすい傾向があります。
もし商品のおすすめをしたいのなら、『50%OFF』をうりにするより『30日間返品保証』を打ち出す方が読者はより行動を起こしやすくなります。
また、商品のデメリットに触れることで信頼される文章になります。
デメリットを超えるメリットで最後を締めくくれば読者の心は動きやすくなっているはずです。
みんな一緒
想定する読者の所属したいカテゴリー(憧れ)や所属しているカテゴリー(共通点)を想定してメッセージを訴求することで、読者の心理的ハードルを下げることができます。
「みんなが使っている商品」「憧れのあの人が良いといっている」など、誰かとの共通点を見つけることは社会的証明に繋がります。
『みんな一緒』と感じることはお互いの距離感をぐっと縮めてくれるトリガーとして働きます。
認められたい
これはホンネとタテマエに触れた話と似ています。
誰しもが抱える承認欲求をくすぐることで相手に喜んで動いてもらえるようになります。
ブログというよりも日々のコミュニケーションにおいて役立つトリガーですね。
あなただけの
人は数量限定よりも情報の限定に弱いため、「いまだけ」「あなただけ」という限定的な言葉に動かされます。
それに加えて、あったものが規制・制限されると欲しくなり、もっていたものがなくなると欲しくなるのが人間の特徴だそうです。

有料noteでよく見る「あと〇日で値上げします」などもこのトリガーをうまく利用していると言えますね。さすが~!
心を動かす文章テクニック

3つのマインドセットと7つのトリガーを押さえたらあとは文章を書き進めていきます。
最後に、読者の心を動かす文章テクニック5つをご紹介します。
1.書き出しはポジティブに
2.なんども繰り返す
3.話しかけるように書く
4.上げて、下げて、また上げる
5.追伸をつける
ブロガーにとってはどれも大事なことなので「もうやっているよ!」という方も多くいるかと思います。
そのなかで私はとくに、『3.話しかけるように書く』はブログを書くうえでとても活用できる点だと思っています。
「構成がうまくできなくてなかなか進まない・・・」という方は、悩みを抱えるペルソナに向かって話しかけるように考えてみましょう。
このペルソナは過去の自分でも、友人でも構いません。”誰かひとり”を思い描くことが大切です。
まとめ
今回はメンタリスト・DaiGoさんの著書『人を操る文章術』のなかから、文章で人を動かすためのマインドセット・トリガー・テクニックをご紹介しました。
メンタリズムという観点から『文章』を考察し人を動かすということに特化して書いているので、ブログアフィリエイターとして読んでおきたい1冊です。
読者の感情に訴え行動を駆り立てられる文章術を学んで、クリック数・成約件数ともに増やしていきましょう!
コメント