【比較】貯金と投資どっちがいいの?情弱ほど損をします

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・投資って怖いから無理だな
・銀行口座に眠らせて貯金する方が良くない?
・投資と預金ってどっちがいいの?

今回はこんなお悩みを解決していきたいと思います。

この記事を書いている私は、30代でのFIRE達成を目指している26歳OL兼ブロガーです。

新卒の時からぼんやり資産運用に興味を持ち始め、4年目になってガッツリ勉強をし始めました。

本記事はそんな20代投資家OLの視点から、貯金と投資のどっちが良いの?という疑問について答えていきたいと思います。

結論を言ってしまうと、投資にお金を回した方が将来的にお得です。

正直なところ、私もお金についてガッツリ勉強するまでは『お金を増やす=貯金』という頭しかありませんでした。

この記事を最後まで読めば、なぜ投資が良いのか、銀行預金はどんなリスクがあるのかなどお金の基礎が分かります。

とはいえ全てのお金をつぎ込めば良いというわけではないので、そのバランスも含めご紹介いていきたいと思います。それではいきましょう!

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貯金と投資、どっちがいいの?

ではなぜ、貯金よりも投資の方が良いと言われるのでしょうか。

そこには私たちがこれまで潜在的に認識していた『貯金=安全』のイメージが関係しています。

銀行に現金を預けておくことのリスク

銀行口座にお金を眠らせる。実はこれ、投資の1つだということをご存知でしたか?

意外と見落としがちな考えではありますが、この感覚を持っているか持っていないかで投資に対する考え方も変わってきます。

預金というのは銀行へ投資、すなわち銀行へお金を貸しているということです。

ちゅみ
ちゅみ

私たちはお金を口座へ眠らせているのではなく、お金を銀行に貸しているのです!

お金を貸し借りする際には、借りた側が元本に対してちょっとお金を追加して貸した側へ返すシステムがありますよね。この追加される割合を金利追加されるお金を利子といいます。

私たちは銀行にお金を貸しているわけですから、当然この利子を定期的に受け取っています。

ここで思い出してみて下さい。前回銀行から振りこまれた利子はいくらでしたか?

銀行は超低金利で金を借りるジャイアン

上の図はゆうちょ銀行の通常貯金の金利推移を表したグラフです。

今は超低金利時代なので、ご覧の通りもともと5%近くあった金利は0.001%まで下がってしまっています。

超低金利ということはつまり、超ローリターンな投資ということ。

(例)100万円を10年預けていた場合

■金利5%
⇒10年後には1,500,273円

■金利0.001%
⇒10年後には1,000,100円

一方、株式投資や投資信託の平均利回りが5%と言われています。

もうお分かりかと思いますが、10年後に50万プラスになる『投資』と10年後に100円プラスになる『銀行預金』。

どちらを選択するべきかはもう言うまでもないと思います。

現金で持っておくことのリスク:インフレ

インフレとはインフレーションの略で、物価が上昇することを意味します。

経済政策として景気の拡大を目的に行われますが、インフレが起こることで現金の価値が下がります。

たとえば今100万円で買える車があったとして、インフレ率が年2%となった場合、同じ商品を買うためには114万円を払わないといけなくなります。

2019年に経済破綻したベネズエラでは286万%という規模のハイパーインフレが起こりました。

昨日まで100円で買えたものが今日から286万円になり、昨日まで銀行に眠っていた286万円は今日から100円になるということです。

これによりベネズエラの人々はモノが買えなくなるだけでなく、これまで貯蓄してきた資産も一気に無価値になりました。

日本でこの規模のハイパーインフレが起こる可能性は低いかと思いますが、現金を現金として持っておくとインフレ時に価値が目減りするというリスクもあります。

貯金<投資と言われる理由

ここまでは、皆さんが安全神話として信じていた銀行預金がどれだけリターンの少ない投資で、実はリスクも持ち合わせているということについて話してきました。

ここからは投資がおすすめされる理由についてご紹介します。漠然とある危険なギャンブルイメージを払拭していきましょう!

長期的な株式投資でリターンを得る

投資と一言に言っても、株式投資や不動産投資、債券など種類は様々あります。その中でも初心者におすすめなのが株式投資です。

株って怖くない?お金なくなるイメージ・・

実は、投資の神様と呼ばれる超有名投資家ウォーレン・バフェット氏は、『歴史的に債券よりも株式の方が長期的リターンは大きい』と言っています。

ポイントは『長期的』というところ。

過去の世界経済株式指数の推移を見てみると、ITバブルやリーマンショックやなど暴落のタイミングはあったものの必ず回復をしていて、全体的には右肩上がりが続いています。

この暴落のタイミングで「もう株なんてムリゲー」と思って売ってしまうと大きな損額が出てしまいます。

投資の超基本ルールは長期保有をしてたとえ下がっても売らないこと。そうすれば高い確率でリターンを得ることができます。

株価に左右されて売買した瞬間に、投資から投機、すなわちギャンブルへと変わってしまうのです。

複利でお金にも働いてもらう

株式投資をする最大のメリットは複利で運用ができるという点です。

複利というのは冒頭で説明した利子の一種で、投資の世界では雪だるま式に資産が増えていく最強の存在と言われています。

単利:元本にだけ利子がつく
複利:利息にも利子がつく

この複利で運用していくことによってお金にも働いてもらうことができます。

複利のパワーについては下記の記事で説明しているので参考にしてみてください。

貯金と投資のバランス

ここまで読んでいただけた方は、資産運用するには貯金ではなく投資の方が良いということが理解していただけたかと思います。

じゃあ今すぐ銀行に眠っている現金を投資します!

と、思っている方はストップです。貯金と投資はどちらかに寄せればよいというものではなく、バランスを保つことが大事です。

貯金は収入×3倍の額を

まずは何かあった時のために最低限の現金を用意しておきます。

たとえば交通事故に遭って明日から働けなくなってしまったとしても、貯金を切り崩せばなんとか生活できるだけのお金を現金として持っておきましょう。

一般的には収入の3か月分あれば十分と言われています。

・収入18万の人は48万円
・収入30万円の人は90万円

残りの資金を投資に回す

収入3か月分の貯蓄ができたら、それ以降のお金は投資に回していきましょう。

投資をやるときの超鉄則は余剰金で行うということ。

生活費を切り崩しながら投資をして、結局キャッシュフローが回らず、リボ払いなどに走るようでは本末転倒になってしまいます。

くれぐれもそうならないよう生活の余剰金で行うようにしてください。

(参考)証券会社の窓口には行かない

投資を行うには証券会社に口座を開設する必要があります。

なにやら難しいことのように思えるので、窓口に行って人に聞いた方が確実・・・と思うかもしれません。

ですが、窓口には絶対に行かないようにしてください。必要以上の手数料が取られます。

今の時代、証券口座の開設はネットで完結するネット証券一択です。思っている以上に簡単に開設することができます。

ネット証券会社もたくさん増えてきましたが、迷ったら楽天証券SBI証券を開設すれば知名度・取扱い銘柄数ともに間違いないです。

まとめ

今回は貯金と投資どちらが良いのか?という疑問についてお答えしてきました。

お金の勉強を始めて強く思うことは、この世界は情報弱者が搾取されるシステムになっているということです。

知らないというだけで、利子やら手数料やら私たちは金融機関からはぼったくりレベルの扱いを受けています。

損な生き方をしないためにも、まずは収入3か月分の現金を貯金してそれ以降のお金は投資に回し、お金がお金を生むシステムを自分で構築していきましょう。

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